書き物自体中2の黒歴史ブログ以来、どうもターキーレッグです。
このブログでDTMの記事は初という事で、どうせなら?10になったし?と思い!
いつも使っているDAW(Digital Audio Workstation)のCubaseをレビューしていきたいと思います。
6.5からのアップグレードなのでかなり浦島太郎感あるレビューになると思いますが、そこは優しく見守ってあげてください。
Cubase5 LEから入り6.5にアップデートした後に、最終的に現在使っているCubase10にアップグレードしました。
実は9.5の時点でサマーセール時にアップグレード版を買っていたのですが、グレースピリオドを狙い寝かしたままでした。
ダウンロード
ダウンロード版なので当然現物は無いわけですが(勿論パッケージもありません)すぐに決済完了して、ダウンロードしてくれました。
ダウンロードマネージャを使って待つこと~時間…(うち回線速度遅いんです)
やっと20GB強あるファイルをダウンロードし終わりました!
ここでちょっと不満っちゃ不満なのですが、ソフトシンセとか無しでダウンロードしたいです、ハイ…
起動
そして起動。
6.5の起動時間と比べて大分早くなっている事に驚きが隠せませんでした。6.5は平気な顔して1分以上時間を取るクセして…10なんかスーイスイ!

ものの1分程度で起動してしまいました。これだけでちょっと嬉しいかも…
32bitプラグイン対応がなくなったからかもしれませんね。
元々ブリッジ経由で起動出来ていた32bitプラグインたちがあったのですが、未対応となったのでぜーんぶお払い箱です。
僕の大好きなフリープラグイン【mu_Station】さんのSword Edgeは起動できなくなってしまいました…
【jBridge】とかで動かせますよ!

Sword Edge
代償として読み込みが早くなったのならば、それはそれでヨシとしましょう。
UI(ユーザーインターフェース)の感想
まず色なのですが、6.5と違ってオシャレにキメこみはじめ、黒を基調としたデザインに変わりました。
カッコいいので全然アリなのですが、以前のように業務用!って感じが薄れたのがちょっとショックだったので、自分の思うがままにカスタマイズしてみました。

とりあえずこの色で良いかな~って感じです。
ちなみに、6.5ではこの上段のMix Consoleが無いお陰でデュアルモニタには正式に対応していませんでした。
元々デュアルモニタにする予定も無かったのですが、詳しくはまた記事に出来たらなと思います。
まだまだ書ききれないところなどがあるのですが、助かっているのは以下になります。
64bit浮動小数点処理を採用
簡単に言うと音がよくなります、9.5からの追加
VCAフェーダーの追加
ある程度はグループトラックを使いますが、とても便利です。8からの追加です。
Q-Link
まとめて同じプラグインをインサートできたりします。超便利。おそらく9から?
とまぁ、軽く書いてもこのくらい多く良い所が出てきますので、10にされてない方は数字のキリも良いですしアップグレードしてみては?
新機能
はい、お待ちかね(?)Cubase10の新機能ですが、基本的に大正義SleapFreaks様がまとめて下さっています。
って、めちゃくちゃ丸投げしているみたいですが、ちゃんと一つ一つ話しますよ…怒らないで…
VariAudio 3
僕の場合、本チャンはAuto-Tuneでピッチカーブを頑張って補正するので、全然いらねー機能だなぁと思わされるんですが(毎回)
6.5からのアップデートだとVariAudioが1から3に上がるわけですね!
「まぁ試してみるか…」の精神で使ってみた結果、良かった部分は
・検出の精巧さが上がった
・新機能「スマートコントロール」のおかげでセグメント(はさみツール?)がしやすくなった
・MIDIリファレンス機能のお陰でコーラスなどが作りやすくなった
などなど…
意外と進化を遂げていて驚きました!デモはこれでOKですね~
VariAudioを進化させるのであれば、AudioWarpも進化させて欲しいところ…Steinbergさんお願いしますよ!
高解像度ディスプレイへの対応
これは重要でしょう。2Kや4Kなどが主流になりつつある世の中で今までしてなかった事が驚きなくらい重要な機能ですね。
ただ、バグなのかわかりかねますが、下のサブディスプレイから上のメインディスプレイにウィンドウを移す際に、天井にくっつけて最大化させると表示がバグります…
ん…?バグってない…?
おま環(お前の環境のせい)説濃厚ですね…
ミックスコンソールのリコール機能
使いどころがわからないので未だに使っていません。便利に使いこなせる猛者がこのブログを見ているなら、今すぐに使いやすい方法を…
サイドチェイン設定の簡略化
これはサイドチェインオタクの僕としては重要な機能ですね。
ボーカルの音量に合わせてオケをリダクションしたり。
まだまだサイドチェインは無限の可能性を秘めている機能だと思うので、やりやすくなった今!探求していきたいものですね。
Audio Alignment
来ました大本命。
こちらもSleap Freaksさんに記事があるのですが、僕の主な使い方としては
主メロに合わせて、コーラスを作る際のお助けツール です。
何をしてくれるかというと…
メイン音源のリズムに合わせて、サブ音源をタイムストレッチしてくれるんです。
今までもこういったツールは合ったし、使ってはいたのですが
Cubaseの中で完結出来るのであればそちらのほうが完全に良いじゃないですか?
なので、この機能は個人的に一番の目玉だと思ってます。
…ただ検出のパーセンテージによっては、上手い事行かなかったりするので、そこは何とか調整しつつやってみて下さい。
その他
以上、僕が個人的に使いやすいと思った機能やアップデートでした。
後は目玉でもないと思いますが、チャンネルストリップが使いやすくなったり、新たなエフェクトが追加されたり…
そんな感じなのですが、メディアタブ等頻繁に使われる方はとてもスタイリッシュになったので、誰かに作業風景見せる時なんかはカッコよく見せれそうだな、と…
1ヶ月ほど使ってみて
最初は慣れなかったMixconsoleやUIも良い感じに使いこなせるようになり…
VCAフェーダーとかいうグループでいいじゃんとか思ってた機能も味方についてくれるようになり…
インプレイスレンダリングとかいうフリーズ機能と何が違うのかわからん機能もフリーズと使い分けれるようになり…
「ダイレクトオフラインプロセッシングとかいう謎の機能も使わんやろwww」とか思ってたのに今は無くてはならなくなり…
最初は俺の事を笑っていた奴らも、徐々に力を貸してくれるようになった…
長いですかね、この茶番?
総評としてとりあえず6.5以下のCubaseユーザーはアップグレードする価値はあると思います、使いこなせればね?
それと特に動作しなくなったプラグインは32bitのもの以外無かったです、なので心配な方